こんにちは、aruあるです。
このブログでは、「サラリーマが副業で稼ぐ方法」について解説しています。
こんな悩みを解決します。
☑この記事で分かる事
- 損切りしないと100%退場する(大前提)
- いつ、どこで損切りすべきなのか?
- 何をやっても損切りできない人へ
- 「利食いは適当」・「損切りは的確に」
初心者デイトレーダーが意識すべきは、1に損切り、2に損切り、3に損切りです。
しかし、負け続ける人は、「1に利食い、2に利食い、3にエントリーポイント」といった感じでしょう。
損切りのことなんか、全く考えていませんよね?
ですから、初心者の方は「損切りのことだけ」を意識してください。
初心者の方で「利食い・損切りの両方」を意識して実行するのは、ほぼ不可能ですから。
エントリーしたら、儲ける事を考えず、損することをだけを考えましょう。
損切りに集中すれば、すぐに退場なんてことは起こりません。
この記事をみることによって、今までより確実に損切りができるようになるはずです。
大半の方が3か月以内に退場というデイトレの世界で、損切りを確実に実行できるようになり、生き残りましょう!
目次
損切りしないと100%退場する(大前提)
損切りしないでデイトレで勝ち続ける事は100%不可能です。
まずはこの大前提を理解してください。
相場はたまに1日中下げ続ける日があります。
買えてから反発せず、ひたすら下がりづづける銘柄を掴むことは珍しくないんですよ!
こんな銘柄を掴んで、損切りしなかったらどうなりますか?
間違いなく大損ですよね。
翌日、大幅GAPDOWNやストップ安で始まったら、もう最悪です。
初心者の方は損切りを躊躇してしまいがち。
損切りをしない事に、もっと恐怖心を持ちましょう。
コツコツドカンで退場する人の典型例
損切りは粘れば粘るほど大損する可能性の方が高いです。
粘って助かることも多いのがやっかいで、今回もそれに掛けしまうという「悪い癖」がでてくるんですよね。
この「今回だけは助けてくれ!」という神頼みはトータルで負けます。
「利食いは微益ですぐに確定し、損切りは粘って粘って爆損」
これではトータルでマイナスになるに決まっています。
簡単に「コツコツドカン」の出来上がりますね。
損切りを粘れば粘るほどコツコツドカンが出来上がる
勝ち続けている人は損切の上手い人
デイトレで勝ちづづけている人は、損切りの上手い人ばかりです。
損切りができず勝ちづづけている人は、1人もいないでしょう。
当たり前ですよね。
利食いが思ったようにいかなくても、確実に損切りし、勝率が高ければ、トータルプラスに持ち込めます。
最初から、うまく損切りできる人なんかいません。
まずは、場数を踏んで確実に損切りできるようにしましょう。
損切りする癖をつけよう!
損切りは必要経費と割り切る
どんなビジネスでも、お金を稼ぐには経費が必要です。
飲食店なら材料費・人件費・賃料など、毎月たくさんの経費が掛かりますよね。
デイトレの毎月経費は損切り費用だけです。
経費が無ければ、利益は上げれません。必ず経費(損切り)は計上してくださいね。
初心者の方は、損が膨らむと絶対に損切りしないと決断する人がいます。
決断した時点で、「終わりの始まり」ですからね。
そんな甘い世界ではないです。ギャンブルでは勝てませんよ。
これで、損切りの重要性は理解できましたよね?
「損切りしない=退場」を常に脳裏に焼き付けましょう。
いつ、どこで損切りすべきなのか?
さっそく、損切りすべきポイントを見ていきましょう。
☑損切りポイント
- 時間で損切りする
- 板をみて損切りする
- チャートをみて損切りする
時間で損切りする
損切りのタイムアップを決めましょう。
エントリー後、30分経って反発しないなら損切りというルールを設定するのもありです。
何分のタイムアップだろうが正解はありませんが、
最短で5分、最長で1時間くらいのタイムアップが妥当でしょう。
なぜなら株のデイトレでは、9時~10時までに多くの出来高があり、上下に良く動きます。この上下によく動く時間帯で勝負を決めてください。
10時以降は出来高が減り、動かない傾向にあるので早めに逃げましょう。
つまり「ヨコヨコ、ジリ下げ、ジリ上げ」といった感じです。
私はエントリー後、捕まってしまったら最長でも10時までに損切りするようにしています。
10時以降保有していても、体感としてずるずる下がる時の方が多いですからね。
同値に戻るまで待つ!というのはやめよう。欲をかくと、損を膨らませるだけ。
板をみて損切りする
厚い板をみて損切りしましょう!
板をみるポイントは、厚い板。
エントリ―も、利食いも、損切りも、すべて厚い板を目安に判断します。
下記の板では、2199円、2200円の板にそれぞれ4000株以上の厚い売り板があります。
例えば、
エントリ―価格が2217円だとして、一向に反発せず2150円まで下がったとします。
その時に、突如2199円と2200円に厚い板が出現したら、すぐに買い板にぶつけて逃げてください。
なぜなら、突如現れた売り板をみて売ってくる人が一時的に増えるからです。
この時は素直に2150円の買い板にぶつけて損切りしましょう。
「損切り額がいくらになるか」なんて考えていると、いつまでたっても損切りできません。
7000円負けたら「今日は負け確定だから!」といって損切りできないのは、大負けのもとです。
トレードはメンタルが大事!その時の自分都合を相場に押し付けてはいけません。
損切りは躊躇していると切れなくなるから、思い切って損切りするしかない
厚い板がすぐ上を買ってこない
下げて厚い板が出現したにもかかわらず、すぐに上を買ってこない場合は損切りしましょう。
(※この板だと2400株は相対的にそこまで厚い板ではありませんが、例として厚い板と思ってください)
例えば、
1720円でエントリーしたとして、1695円まで下がったとします。
この時1695円に「2400株の厚い買い板」が出現したにもかかわらず、上の赤い板をすぐに買ってこない場合、1695円にぶつけて損切りしてください。
この2400株は上を買い上げる気がありません。見せ板の可能性があり、2400株が突如消えたら、更に下げてくる可能性が高いので逃げた方が無難です。
日経・マザーズ指数が下げてきたら、「損切りの売り」を巻き込んで一気に下げる可能性が高いので、厚い板がすぐに上の板を買ってこない場合は逃げましょう!
チャートを見て損切りする
次は、チャートを見て損切りするかどうかを判断します。
エントリー後、陽線・陰線が小さく続き、ジリ下げに見えてきたら、すぐに損切りしましょう。
下記はマザーズ銘柄で、「5分足・5本線・100本線を」表示しています。
例えば白丸でエントリーしたとします。
エントリ―後、陰線・陽線と続き、買いが入ってきません。
そして「ジリジリと下げてきてるな」とチャートを見て判断できたら、遅くとも次の陰線確定で損切りです。
「確実にこうなったら、こうするというチャート」はありません。
チャートでそのように見えてきたら、自分なりに判断して損切りします。
ココが感覚による所なので難しいですが、経験を積めば「ジリ下げになりそうなチャートだな」と判断できます。
(そうなるとは限りませんが)
チャートはあくまで目安、一つの判断材料として使おう
「時間・板・チャート・指数」を総合的に見て、判断する
損切りの判断の仕方を「時間・板・チャート」で解説してきました。
どれも有効なので、指数も合わせて損切りの判断をしてください。
はい、そうですね。
初心者の方が4つを同時にみて判断できるはずがありませんね。
私は無理です。
ですから、含み損を抱えてしまったら、まずは板とチャートに全集中してください。
その時に「何を買おうか」なんて探してたら、損切りの判断をする余裕がありません。
初心者の方ならなおさらです。
もし板とチャートで損切りを判断できないなら、時間で損切りしましょう。
確実に10時までに損切りしてください。
ここが最後の砦です。
もしここで切れないなら、いつかは大損する可能性が高いことを理解してください。
助かる可能性も半分あります。
しかし、たった1回の損切り判断ミスが、数か月分の利益を吹っ飛ばす可能性もありますよ。
神頼みはやめましょう!
損切った後、反発するのが怖い人へ
損切った後、反発する確率は1/2です。
そのまま下げる確率も1/2です。
だから、切った後のこと考えても意味がありません!
ある程度、経験のあるトレーダーは損切った後、上がったとしても何も思いません。
デイトレーダーは、基本的に数秒から数分後の動きを読んでトレードしています。
30分後大きく上昇したとしても、それを当てるのは不可能だと経験者は理解しているんですね。
だから後悔もしないのです。
損切った後、後悔することはやめよう。次回、損切りすべき場所で、損切りできない可能性が高くなる。
「利食いは適当」・「損切りは的確に」
利食いが下手でも退場しませんが、損切りが下手だと退場します!
ですから初心者の方は、利食いの事ばかり考えず、損切りの事ばかり考え的確に実行しましょう。
自然と初心者の方は利食いの事しか考えません。
僕は初心者のころ適当にエントリーして、「どこで利食いするか」しか考えていませんでした。
案の定、1回目のトレードで大損です。
これでは退場まで1か月と持ちませんよ。
利食いは利益が乗っているうちに、10分以内で確定するくらいの気持ちでいきましょう。
欲張って長時間持ちすぎると含み益が含み損へと変わっていきます。
心理的に、含み益をみてから含み損になると損切りできなくなるので、欲張らずに利食いしてください。
僕の大損パターンはいつもこれです。
それなりの含み益を見てから含み損になると、どうしても含み益になるまで粘ろうとしてしまうんですよね。
結果、10時を過ぎても保有し、15時の安値引けで損切りです。最大限に損を膨らませて終了し、お通夜状態。
逆指値注文は、損切り貧乏になるだけ
損切りを的確にするため、逆指値注文を入れた方がよいのでは?という意見がありますが、私はおすすめしません。
みなさん、逆指値注文をどこに置きますか?
多分、厚い板の下ですよね!
デイトレをしていると「厚い買い板」を貫通し、少し下げてから反発することが非常に多いです。
ですから、「厚い買い板」の下に逆指値注文を置くと、損切りした後すぐに反発するという結果になりますよ。
下記の板で説明します。
例えば、厚い板5880円の下、5870円に逆指値注文を入れたとします。
もちろん5900円以上で反発することも多いですが、もし5880円の厚い板を一瞬で割った場合、少し下げてから10ティック位反発することは、ざらにあります。
一瞬で売られると需給の関係上、売りたい人よりも、買いたい人の方が多くなります。
ですからそこは逆指値注文ではなく、新規買いを入れるべきポイントです。
「厚い買い板」の下は逆指値注文ではなく、新規買いを考えるゾーン
とは言え、厚い板の上で反発するか、下で反発するかは誰にもわかりません。
その時の指数や大口の動き次第です。
したがって、不確定要素の多い所に逆指値注文を入れることは、ただのギャンブルですよ。
しかも「厚い買い板」の下はすぐに狩られるので、損切り貧乏が出来上がります。
まとめ
初心者デイトレーダーが意識すべきは、1に損切り、2に損切り、3に損切りです。
かなりの経験者でも、気が緩むと損切りできず大損へと発展しますからね。
経験者でもやらかすのですから、初心者の方が損切りを意識しなかったら確実にやらかすでしょう。
ですから毎回エントリーしたら損切りのことを意識してください。
損切りを意識するために、エントリーしたら儲ける事を考えず、損することをだけを考えましょう。
そして損切りポイントに来たら確実に実行するだけです。
「利食いは適当」、「損切りは的確に」を実行し、勝ち続けるトレーダーになってください!
一緒にデイトレで勝ち続けられたら、本当に嬉しいですね。