こんにちは、aruあるです。
このブログでは、「サラリーマンが副業で稼ぐ方法」について解説しています。
こんな悩みを解決します。
☑この記事でわかること
- 株の暴落時とは?
- 【暴落時】どの銘柄を買えばいいのか?
- 【暴落時】買い増しルールを決める
- 【暴落時】損切りはしない
「暴落時=チャンス=買い」という認識をしてください。
短期間で売られすぎた銘柄は、もう売る人がいなくなり、買う人しかいません。
そうなると買い手優勢となり、一時的に自律反発するのが常です。
この暴落買いは損切りをしないで買い下がるので、含み損の期間は精神的に落ち着きませんが、かなりの値幅が取れるので、デイトレをやっているのバカバカしくなるかもですね。
今回は、松井証券の無料チャート(ネットストックハイスピード)を使い、暴落時の投資法について詳しく解説しました。
この記事を見て、年に1,2回の暴落買いで大きな利益を取りましょう!
目次
株の暴落時とは?【買いのタイミング】
株の暴落時とは、「連日大きく株価が下がっている時」のことですが、明確に暴落を定義しましょう。
「暴落時=買いのタイミング」を、6つの指標で判断します。
☑暴落を判断する6つの指標(日経平均で判断します)
- 日経平均が直近高値から、短期間で2000円以上下落
- 日足陰線新値が5本以上
- 騰落レシオが70~40%前後
- 信用評価損益率が-15%~-30%前後
- 25日移動平均乖離率が-10%~-25%前後
- VIX恐怖指数が40~80前後
上記を目安に暴落と判断して買い下がるのが、暴落買いです。
目安がなければ、どこで買っていいか分かりませんし、迷っているうちに買えないかもしれません。
暴落時、上記の指標を見て総合的に判断してください。
それで買うかどうか決めましょう。
では早速、見ていきます。
1,日経平均が直近高値から、短期間で2000円以上下落
日経平均が短期間で、2000円以上下げるときは、自律反発が起こりやすいです。
例として、ロシアがウクライナに戦争を仕掛けた、2月の後半からの暴落です。
四角に囲った中の「高値は27000」、「安値が24700」でたった6日間で2000円以上下落していますね。
通常時の暴落では、このように数日で2000円以上下げてから自律反発します。
下記のチャートは、
2021年2月後半~3月中旬にかけての暴落はコロナウィルスの影響です。これは10年に1度あるかないかの、暴落でした。
四角に囲った中の高値23800から下落し、2000円以上下げた所21000台でヨコヨコとなりました。通常の暴落ならば、2000円以上下げたのだから、白い四角の中でヨコヨコ後反発するはずです。
しかし、なんとそこから4000円以上暴落したのです。20日間の営業日で7000円以上の暴落でした。通常の暴落買いをしていたら、この下げでは買い下がるためにかなりの資金力が必要です。
資金力のない投資家は、この暴落で大きな利益を上げることは困難だったでしょう。
私は21000円から買い下がり続け、一時含み損がかなりの金額になりましたが、大陽線が2本出たところで微益撤退です。
コロナ時は想定外の暴落だったため、いつもより大きく稼げなかったですね。
日足陰線新値が5本以上
陰線新値とは、ローソク足において、陰線で新安値をつけることです。
この陰線新値が短期間で5本以上出てきたら、買いを考えましょう。
陰線新値が5本以上でたから、「すぐに買う」というわけではないです。
他の指標もみて、総合的に判断してください。
騰落レシオが60~40%前後
騰落レシオとは、市場の過熱感を見る指標で、買われすぎ、売られすぎを判断するテクニカル指標です。
騰落レシオが120%以上になると買われすぎ(高値圏)、70%以下が売られすぎ(底値圏)として判断しましょう。
コロナ暴落時は騰落レシオが40%まで下げる局面がありました。
騰落レシオ(10日間)で私はみています。
騰落レシオだけでは判断せず、他の指標も合わせてみて、総合的に判断してくださいね!
信用評価損益率が-15%~-30%前後
信用評価損益率とは、信用取引を行っている投資家がどれくらい含み損を抱えているかを表した指標です。
信用取引をしている買い方の評価損益率がー20%を下回ると「追証」が発生する水準です。
つまりー20%前後で底値圏と判断しましょう。反対に0%に近づくと天井圏ですね。
買い残の評価損益率をみてください(赤い四角)
3/22現在、松井証券で信用取引をしている買い方はー10%の含み損を抱えています。
-10%では底値と判断できませんね。
コロナ急落時に信用評価損益率はー31%まで下げました。
私はー20%から買い下がったので、一時的にかなりの含み損を抱える結果となり、焦りましたね。
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これは、あくまで松井証券内の信用評価損益率ですが、松井証券は大手ですし、他の証券会社も同じような数値になっているはずです。
25日移動平均乖離率が-10%~-25%前後
25日移動平均乖離率とは、現在値と25日移動平均線がどれくらい離れているか見る指標です。
・25日移動平均乖離率の表示方法は
日足チャート内で右クリック→分析ツール追加
・移動平均乖離率をクリック
・期間をダブルクリックして25に変更してください。
25日移動平均乖離率が15~20%が底値圏とされています。
下記チャートはコロナ暴落時の日経平均日足です。
この時の乖離率は一時-24%まで行き、想定外の暴落でした。
下記はマザーズ指数の日足です。
コロナ時の乖離率は一時-30%まで行きました。やはり日経よりマザーズ銘柄のほうが売られやすいですね。
25日移動平均乖離率は6つの指標の中で、私が最も信頼している指標です。
乖離率が-20%まで下げてくることは、ほとんどありませんが。
しかし、もしコロナ暴落時のように乖離率が-20%まで下げてきたら、私なら目をつぶって買っちゃいます。
通常時の暴落の場合、25日移動平均乖離率は-8~-10%で反発することが多いですね。今回の、2022年2月後半からの暴落も-8%程度しか下がりませんでした。
VIX指数が40~80前後
VIX指数とは恐怖指数とも呼ばれ、S&P500の値動きを元に算出されます。
暴落時に数値が上がる指標ですが、私は40以上を底値圏と判断し、そこから買い下がります。
コロナ時は例外ともいえる暴落だったので、80前後まで行きました。
下記はコロナ時のVIX指数ですが、80を超えていますね。ここまで来たのはリーマンショック以来でしょうか。
これが暴落買いのすべてです。
暴落買いのまとめ
上記6つの指標1つで判断するのではなく、全部見て総合的に判断してください。
私は25日移動平均乖離率を一番重要視しており、これを基準に買いを考えます。
25日移動平均乖離率が10%を超えてきたら買いを考え、他の指標も見て買うかどうか判断してください。
乖離率が15%を超えてきたら、他の指標すべて買い時になっているはずですので、目をつぶって買い下がりです。
後は利益が出るまで放置。過去のチャートを検証してみれば分かりますが、暴落したら必ず一旦の自律反発があります。
次に、どの銘柄を買えばいいのかを見ていきましょう。
暴落時どの銘柄を買えばいいのか?
暴落時に何を買うか前もって決めておきましょう。
何を買ったらいいか、迷っているうちに反発してしまったらもったいないですからね。
☑暴落時に買う銘柄
・現物
・出来高・時価総額の多い銘柄
・指数連動型ETF
暴落時は現物で買う
暴落時は現物で買いましょう。
なぜなら、レバレッジの効いた商品は、お金を借りてトレードしていますからね。
コロナ時のような想定外の暴落があった場合、資金力のない投資家はすぐに追証が来てしまいます。
私はコロナ暴落時に現物で買い下がりましたが、もし信用取引や日経先物をしていたら、恐怖心に耐えられず大損していた可能性が高いです。
現物でしたら、最悪塩漬けにして上がるまで待てばいいだけですからね。
借金を抱えて、破産することもありません。
日経先物での暴落買いは、特に危険です。
なぜなら、期限がありますし、1枚当たりの証拠金も跳ね上がるので、すぐに退場できますよ!
初心者の方は絶対にやめましょう。
出来高・時価総額の多い銘柄
暴落買いで個別銘柄を買うときは、出来高・時価総額の多い銘柄を買いましょう。
出来高の多い銘柄は、人気のある銘柄で不人気銘柄より買いが入りやすいです。
普段から出来高の少ない不人気銘柄は、指数が上昇していても取り残されてかのように、じっとしている時がありますからね。
暴落で売る人がいなくなり、買い手優勢になったとき、基本すべての銘柄が上昇します。
しかし出来高の少ない不人気銘柄より、「人気銘柄の方がたくさん買われる傾向にある」ということを覚えておきましょう。
指数連動型ETF
ETFとは日経平均株価、NYダウ等の指数に連動するように運用されている上場投資信託で、個別銘柄と同じように取引ができます。
日経平均やNYダウ等の指数を、個別銘柄にしただけですね。
特に下記のような人におすすめです。
暴落時に買うおすすめETFを紹介します。
(1655)iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF
(1321)NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信
上記2つは、S&Pに連動するETF・日経平均に連動するETFです。
2つとも出来高が多いETFなので、売買したい値段ですぐに取引できるので、おすすめですよ。
私は(1655)iシェアーズ S&P 500 米国株 ETFを暴落時に買っています!
暴落時の買い増しルールを決める
1~3回に分けて買い下がりをしてください。
1回目は100株、2回目は200株~300株、3回目が300~500株というように、下に行くほど枚数を増やします。
大きな利益は狙えませんが、初心者で資金力の乏しい方は、100株づつ買い下がってもいいでしょう。
暴落時に買い下がっているわけですから、底を当てれるわけがありません。
下に大きく買い下がることで、「一旦の自律反発でも利益が取れる」という仕組みです。
普段の暴落時では、買い下がる値幅は500円~1000円が丁度良いでしょう。(日経平均ETFの場合)
私はコロナ急落時、1回目を20000、2回目19000、3回目18000と1000円ずつ下に買い下がりました。
しかし、その後16500まで下がったので、かなりの含み損と精神的苦痛が一週間以上続き、辛かったですね。
何とか反発してきたので、そこで微益終了です。
コロナ急落時は、例外とも入れる暴落幅だったので、1500円~2000円で買い下がるのが丁度良かったですね。
でもそれは結果論ですので、普段の暴落買いは500円~1000円で買い下がるのをおすすめします。
暴落買いは損切りをしない
暴落買いは損切りをしません。
暴落を拾っているわけですから、底を当てる事は不可能に近いです。
損切りをしていたら、入るたびに損切りですからね。
暴落があれば、確実に一旦の自律反発があるので、損切りはしてはいけません。
(相場に確実はありませんが、私の経験と検証の結果、必ず反発しているということです。)
暴落中に、損切りせず枚数を集め、一旦の自律反発で売る。
これがほぼ負けないんですよ!
暴落買いの利食い場所
底を当てる事は不可能と言ってきましたが、天井も当てれません。
ですから、計画的に値幅で利食いし、分割で売ることをおすすめします。
まず1回目を利食いし、負けなしに持ち込んでから、「残った枚数を伸ばす」というやり方がよいでしょう。
かなりの確率で500円以上自律反発しますからね。(日経平均ETFの場合)
普段の暴落でしたら、買い平均値から1000円以上は狙ってください。
残った玉はトレーリングストップで逆指値を上げていけば、精神的にも楽です。
暴落時のおすすめ証券会社
もちろん、どの証券会社でも問題ないですが、私は大手の松井証券を使っています。
普段から、デイトレードで使っており慣れている、というのもあります。
また他の証券会社と違ってツール(ネットストックハイスピード)が使いやすいし、重くなりにくいですよ!
無料で使えるので、是非ダウンロードして使ってみてください。
まとめ
暴落時、買いのタイミングが早すぎたら、結局はトントンで終わるかもしれません。
遅すぎたら、買えなくて大きな利益を取り逃すでしょう。
・「株暴落時の買い時ポイント6つ」を参考にして確実に買い下がりましょう。
- 日経平均が直近高値から、短期間で2000円以上下落
- 日足陰線新値が5本以上
- 騰落レシオが60~40%前後
- 信用評価損益率が-15%~-30%前後
- 25日線乖離率が-15%~-25%前後
- VIX恐怖指数が40~80前後
この投資法は、必ず現物でやってください。
信用取引でやってしまったら、すぐに追証が来てしまいますからね。
「喜んで含み損を作り、買い下がり、反発したら欲張らずに売る」
ただこれだけなので、初心者でも簡単にできます。
・暴落買いで失敗しないために下記を守りましょう。
- 現物で買う
- 余裕資金で買う
この投資法は、余裕資金でやってください。生活費だったり、少ない資金だと怖くなって、損切りしたり同値で逃げてしまう可能性が高いです。
気持ちに余裕をもって保有しなければ、反発で利益を上げることができません。
間違っても先物・信用・FX・CFDでは買わないようにしてください。
これらは、お金を借りてやっていますから、大きな含み損を抱えたときに、精神が持ちません。
この記事を参考にして、暴落買いを理解し、少ないチャンスをものにしてくださいね。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。